教師は研究し続けるべきであり、研究者は教育から離れずにいるべきである

田辺洋二(1933 – 2004, TALK初代会長)


TALKとは


早稲田大学教育学研究科英語教育専攻 田辺ゼミ・松坂ゼミで学んだ人を中心に、応用言語学、英語教育学に関心のある人が集まって、1994年に発足。現職の教員も多く、理論のみならず実践との関連も重視して活動している。月一度の研究会では、研究発表・実践報告・講演会・読書会等を開催し、8月には夏合宿を行っている。また、年一度発行の機関紙『Dialogue』では、査読つきの研究論文や実践報告を掲載している。


年会費について

今年度も継続をご希望の方は、以下の口座番号に会費をお振込みいただきますようお願い致します。
会計作業の都合上、誠に勝手ながら、会費納入の方法を振込のみとさせていただいております。
領収証が必要な方は、
領収書に記載する宛名・郵送先のご住所を明記していただいた上で、事務局までご連絡ください。
  • 年会費 3,000円
  • 口座番号
    • みずほ銀行 早稲田支店(店番号:068)
    • 普通口座 1769730
    • 田辺英語教育学研究会

3月のTALK

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2023年度   第9回研究会 【 講演 】
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日 時:2024年3月9日(土) 17:15 – 19:00

会 場:ハイブリッド開催:早稲田大学早稲田キャンパス3号館802教室,及び,Zoom

発表者:佐久間 由梨 氏(早稲田大学)

テーマ:早稲田大学におけるジェンダー教育ーー英米文学・文化研究の知見から

概要:2010年代以降、アメリカでは制度的人種差別へと抗議を行うBLM運動、セクシャルハラスメントへと抗議するMeToo運動、コロナウイルス以降の時代においてアジア系への差別や偏見が顕著となったことを契機に発展したStop Asian Hate運動などが生じている。アメリカ文学・文化研究は、こうした時代を背景に文学・文化作品を分析することで、多様性や多文化主義が理想とされる一方で、人種、民族、ジェンダー、セクシュアリティ、年齢、障害、宗教などにより人々が分断され、差別、不寛容、排除、暴力が生じるメカニズムを明らかにしようとする学問分野である。

発表では、こうした英米文学・文化研究の知見を、いかに日本の大学におけるジェンダー教育と結びつけることができるかについて考える。一つの事例として、早稲田大学の学生有志が作成した「性的同意ハンドブック」の取り組みを紹介する。本ハンドブックは、大学キャンパスから性暴力をなくすために作成され、学生チームは早稲田大学ジェンダー研究所の教員と協力の上、ハンドブックを利用したワークショップをこれまで50以上の早稲田大学の授業で実践してきた。大学の講義で人種、ジェンダー、セクシュアリティに起因する差別について学び、その知見を大学キャンパスにおけるアクティヴィズムへと結びつけた学生たちの活動から、教員として私が感じたことについても共有したい。

<講演者プロフィール>

早稲田大学教育・総合科学学術院、教育学部、英語英文学科教授

学部時代は東京学芸大学で英語教育について学び、教員免許を取得しました。大学でジャズ研に入ったことをきっかけにブラック・ミュージックに興味を持ち、卒論は黒人文学・音楽をテーマに執筆しました。修士・博士課程でアメリカのウィスコンシン州立大学マディソン校の英文学科に留学し、人種、民族、セクシュアリティ、年齢等において多様な学生が集まるクラスでの教育方法に関心を持つようになりました。いま、早稲田大学の教育現場で、いかに多様性や差別について考える授業を実践できるかについて、日々試行錯誤しています。

<研究分野>
アメリカ文学・文化、ジャズ、人種、ジェンダー、フェミニズム批評 

<経歴>
(学部)東京学芸大学, 教育学部, 中等教育教員養成課程英語専攻

(修士課程)東京学芸大学大学院修士課程, 英語教育専攻外国語教育講座, 英米文学・文化分野 

(博士課程)一橋大学博士課程, 言語社会研究科(留学のため退学)

     ウィスコンシン大学マディソン校博士課程, 英文学, 文学研究 

<主要著作>

・ 『ハーレム・ルネサンス―〈ニュー・ニグロ〉の文化社会批評』(2021年、明石書店、共著)

・「ミレニアル世代のジャズーカマシ・ワシントンをジャズ史とBlack Lives Matterに位置付けるとき」(『立教アメリカン・スタディーズ』42号、2020年、論文)

・「ブラック・ライヴズ・マター時代のジャズ―クリスチャン・スコット・アトゥンデ・アジュアとテリ・リン・キャリントンの即興実践」(『現代思想 10月臨時増刊号 Black Lives Matter』2020年、論文)


参加をご希望される方は, 対面・オンラインに関わらず, 以下のフォームから参加登録をお願いいたします。

ご入力いただいたメールアドレス宛に, zoomのリンクをお送りいたします。https://forms.gle/5e6oGkmrFUWaq6ii9


【参加費】 会員…無料 / 非会員…初回は無料、2回目からは各回500円
(非会員で参加ご希望の方は事前に事務局までご連絡ください)
【問い合わせ】
TALK事務局
■事務局メール:office@talk-waseda.net
*事務に関するメールはこのアドレスにお願いいたします
【TALKホームページ】
https://talk-waseda.net


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実践報告: 杉内光成 Mitsunari Sugiuchi
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