教師は研究し続けるべきであり、

  研究者は教育から離れずにいるべきである

田辺洋二(1933 – 2004, TALK初代会長)



最新のTALK


2021年度第4回の例会開催のご案内になります。
7月のTALKのご講演は、宮原万寿子(Masuko Miyahara)先生です。現在, 国際基督教大学で教鞭とられ, 早稲田大学大学院では, 英語科教育特殊講義の講師として, 「質的研究」の講義をなさっています。質的な研究の著書や論文を多数書かれこの分野の代表的な研究者のおひとりです。ぜひ奮ってご参加ください。ご講演言語は、日本語でなさいます。
ご参加をご希望の方は以下のリンクから参加登録をお願いいたします。
登録頂いたメールアドレス宛に, 当日までにzoomのリンクをお送りさせて頂きます。https://forms.gle/L3adTMp7bpfMysZz7前日, 7月16日(金)までに参加登録をお願いいたします。 


2021年度   第4回研究会 【 講演】

日 時:2021年7月17日(土) 17:15 – 19:00
会 場:オンラインZOOM開催      

発表者:宮原 万寿子 氏(元 国際基督教大学 リベラルアーツ英語課程 準教授, 及び同プログラム副主任)
テーマ:Narratives in Language Learning Research: Developing a Reflexive Framework (語学教育におけるナラテイブ分析 -リフレックシブなアプローチの導入)
講演言語:日本語
司 会:小林 潤子 氏(駒澤大学(非常勤講師))


【概 要】
Abstract:Despite the proliferation of narrative studies in the area of language learning research, methodological issues that emerge in the research process, particularly, ideas and practices relating to analyzing and reporting narrative data are areas that still warrant much discussion. Using data collected from a study that offers a unique perspective on the understanding of the process of L2-identity construction and development (Miyahara, 2015), this article argues the importance for researchers to develop and establish a space for critical and reflective thinking throughout all phases of the research process. The article concludes by presenting an analytical model for narrative studies that features reflexivity as its prime component

(ナラテイブの研究アプローチを使った語学教育の研究は近年,非常に増えている傾向にある。ただし,ナラテイブ研究における分析方法は必ずしも語学教育の分野では十分に追求されておらず,理論化がまたれる状態である。本稿では学習者のL2アイデンテイテイ構成を探った研究データを使用し,  reflexivity(再帰性)を柱にナラテイブの一つの分析方法を提案するものである。)


【講演者紹介】宮原万寿子Masuko Miyahara(元 国際基督教大学 リベラルアーツ英語課程 準教授、及び、同プログラム副主任)。3月2021年、同大学を定年退職し、現在は国際基督教大学、早稲田大学大学院で非常勤講師。 Institute of Education, University of Londonより修士号、博士号を取得。専門分野は英語教育。研究テーマはアイデンティティ、学習者ディベロップメント(学習者自律)、学習者の情意要因(emotions)。又、質的研究法、特にナラティブ アプローチを主な研究方法とし、これを通して研究参加者自身の「声」を追う研究方法に着目。ここ数年は教師教育、EMI(English as a Medium of Instructions)からの視点で多角的に研究に取り込んでいる(科研# 18K00842)。出版物は多数あるが、主な著書は Emerging Self-Identities and Emotions in Foreign Language Learning: A Narrative-Oriented Approach (2015). Multilingual Matters.

最近の研究手法に関する論文は(1)Miyahara, M. (2021). ‘Place-reflexivity’ as an imaginary kaleidoscope to explore methodological issues in ELF research’.  In Kumiko Murata (Ed.). ELF Research Methods and Approaches to Data and Analyses.  Oxon: Routledge, UK. pp. 221-240. や(2)Miyahara, M. (2020). Sampling: Problematizing the Issue. In J.Mckinley and H. Rose(eds). The Routledge Handbook of Research Methods in Applied Linguistics. London: Routledge pp.52-62 などがある。



【参加費】 会員…無料 / 非会員…初回は無料、2回目からは各回500円
(非会員で参加ご希望の方は事前に事務局までご連絡ください)

【問い合わせ】
TALK事務局■事務局メール:office@talk-waseda.net

*事務に関するメールはこのアドレスにお願いいたします

【TALKホームページ】
http://talk-waseda.net/


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TALKとは


早稲田大学教育学研究科英語教育専攻 田辺ゼミ・松坂ゼミで学んだ人を中心に、応用言語学、英語教育学に関心のある人が集まって、1994年に発足。現職の教員も多く、理論のみならず実践との関連も重視して活動している。月一度の研究会では、研究発表・実践報告・講演会・読書会等を開催し、8月には夏合宿を行っている。また、年一度発行の機関紙『Dialogue』では、査読つきの研究論文や実践報告を掲載している。