教師は研究し続けるべきであり、研究者は教育から離れずにいるべきである
田辺洋二(1933 – 2004, TALK初代会長)
TALKとは
早稲田大学教育学研究科英語教育専攻 田辺ゼミ・松坂ゼミで学んだ人を中心に、応用言語学、英語教育学に関心のある人が集まって、1994年に発足。現職の教員も多く、理論のみならず実践との関連も重視して活動している。月一度の研究会では、研究発表・実践報告・講演会・読書会等を開催し、8月には夏合宿を行っている。また、年一度発行の機関紙『Dialogue』では、査読つきの研究論文や実践報告を掲載している。
年会費について
今年度も継続をご希望の方は、以下の口座番号に会費をお振込みいただきますようお願い致します。 会計作業の都合上、誠に勝手ながら、会費納入の方法を振込のみとさせていただいております。 領収証が必要な方は、 領収書に記載する宛名・郵送先のご住所を明記していただいた上で、事務局までご連絡ください。
- 年会費 3,000円
- 口座番号
- みずほ銀行 早稲田支店(店番号:068)
- 普通口座 1769730
- 田辺英語教育学研究会
6月のTALK
2023年度 第3回研究会 【 読書会 】
日 時:2023年6月24日(土) 17:15 – 19:00
会 場:オンラインZOOM開催
司 会:山口 高領 氏(秀明大学)
テーマ:第1章:The Adolescent Language Learner: Setting the Scene; Teaching Languages to Adolescent Learners, https://www.cambridge.org/core/books/teaching-languages-to-adolescent-learners/2FEB18731CA4356C04A21D9F58584F71
概要:
TALK TIMEを行うにあたり、せっかくなので、教育・研究書と連動するとよいと考えていました。今回、比較的新しく、TALKに来てくださる会員の興味を包括していて、しかも無料で読めるものを選びました。
TALK TIMEの前半では、第1章の内容や、わかりづらかったことを参加者の中で解決を図り、後半では、多くの方が教員でありますから、自らの解決法や対策などをお互いに紹介し合うことができればと考えています。
Erlam, R., Philp, J., & Feick, D. (2021). Teaching Languages to Adolescent Learners: From Theory to Practice. Cambridge: Cambridge University Press. doi:10.1017/9781108869812
https://www.cambridge.org/core/books/teaching-languages-to-adolescent-learners/2FEB18731CA4356C04A21D9F58584F71
【参加費】 会員…無料 / 非会員…初回は無料、2回目からは各回500円
(非会員で参加ご希望の方は事前に事務局までご連絡ください)
【問い合わせ】
TALK事務局
■事務局メール:office@talk-waseda.net
*事務に関するメールはこのアドレスにお願いいたします
【TALKホームページ】
https://talk-waseda.net/
5月のTALK
2023年度 第2回研究会 【 実践報告 】
日 時:2023年5月20日(土) 17:15 – 19:00
会 場:オンラインZOOM開催
発表者:杉内 光成 氏(獨協埼玉中学高等学校)
テーマ:リテリングを用いた授業内スピーキングテスト
講演言語:日本語
司会:望月 眞帆(早稲田大学本庄高等学院)
概要:
本発表では、授業内に行ったリテリング形式のスピーキングテストの作成過程と実施方法、テスト結果などを報告します。これまで、様々な先行研究において、学習者のスピーキング能力を評価するためのテストが重要であると言われてきましたが、教室という環境においては、リテリングという手法が最も有効な手立てではないかとされています(卯城 2019, 佐々木 2020)。しかし、授業で教師が教えた内容をもとにしたリテリングスタイルのスピーキングテストに焦点を置いた先行研究はあまり散見されません。また、教育的な側面から見ると、リテリングスタイルのスピーキングテストでは、生徒は日々の授業へ積極的になり、さらに教員も教授法を振り返るようになるということが期待されています。
発表の前半部分は実践の報告を、後半部分は報告を踏まえてのディスカッションを予定しています。皆様からの多くの意見をいただければ幸いです。なお、本発表はDialogue Vol.21に掲載されている実践報告を改訂したものとなります。
本イベントは終了しました。