TALK(田辺英語教育学研究会)


 
 
2019年度 第2回 TALK 例会のお知らせです【講演会】
 
 
日 時: 2019年5月11日(土) 17:15~19:00
場 所: 早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館 6階 610教室
英単語の綴りを活用した発音指導

講演者: 手島 良 氏[武蔵高等学校中学校]
司会者: 安田 明弘 氏[武蔵高等学校中学校]

概 要: 発音指導というと、音声学を学んだことのある人ほど「発音記号の活用」を思い浮かべがちであるように思います。けれども、発音記号は専門家のための道具であって、学習者には“凶器”に映るかもしれません。

たとえば、yet [jet], jet [dʒet]、あるいは、vine [vain], vain [vein], vein [vein]—これを見たとき、たいていの生徒は「(やっと覚えたアルファベットのほかに)新しい文字をまた覚えなくてはならないのか!?」と新奇な文字の登場に困惑すると同時に、[ ]の有無で文字の価値が変わることに絶望します(歓喜するのは、私を含めた“発音オタク”だけでしょう(笑))。

私は、発音指導に最も都合が良いのは、英単語の綴りだと確信しています。そもそも英単語は、表音文字で綴られているのですから、当たり前といえば当たり前です。ただ、ラテン語の表記に最適な文字を、無理やり英語に“適用”している上、歴史の“悪戯”もありますから、英単語の綴りは一筋縄では行きません。つまるところ、「文字・綴りと発音の関係の指導(phonics)」を行なう中で、正しい発音のしかたを身につけさせるのが、一番の近道だと考えています。その際、忘れてはならないのは「弱く・短く・“いいかげん”な音」の指導です。

中学・高校における実践をもとに、英単語の綴りを活用して、どのように発音を指導するのかについてお話します。子音間に母音が介入しないようにする指導法、swimのsを発音する際に唇を尖らせておく方法、playのpを発音する際に舌をlの構えにしておく方法などについてもご紹介します。

参加費: 会員…無料 / 非会員…初回は無料、2回目からは各回500円
(非会員で参加ご希望の方は事前に事務局までご連絡ください)
お問い合わせ:事務局 office@talk-waseda.net (@は半角にしてください)
 
2019年4月29日更新